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地下水活用システムとは

 当社の地下水活用システムは深井戸(掘削深度50m以上)を利用しています。以前より何度かブログ内でご紹介していますが、井戸は地震災害に強く、2011年の東北大震災や2016年の熊本地震でも貴重なインフラとして活躍しました。

 

なぜ、井戸は地震災害に強くと安心の水質といえるのか

 井戸であればどれも地震に強いというわけではありません。掘削深度が深いところで採水している地下水は表面の地層よりも災害の影響を受けにくく、井戸設備が地震の揺れにも強いので水の濁りや水質が変化しにくいのです。更に、万が一水質に汚濁があった場合でも当社の地下水活用システムでは24時間遠隔で監視を行っているため、水質の変化に対応することが出来、いつでも安心・安全な水質で給水を行っています。

 

災害対策に向けてレンブラントホテル厚木様と厚木市役所の取り組み

 内閣府の発表により、首都直下型地震は30年以内に70%の確率で起こるとされました。そんな危険と隣り合わせの中、当社の地下水活用システムのユーザーであるレンブラントホテル厚木様(神奈川県厚木市)と厚木市役所が平成29年1月5日に災害協定を締結されました。

 協定の内容は、緊急事態発生時における迅速な対応を実現し、地域社会の安全性を保持する中で信頼関係を強固なものとし、行政機関と民間企業の防災活動を発展させ、地域住民が安心して暮らせる街づくりに努めることを目的としています。厚木市災害対策本部から要請を受けてホテルを「一時滞在施設」として開放し、また公共上水道が断水になった際に今回設備された地下水活用システムを活用し、システムに非常用の給水蛇口ユニットを設置。近隣住民の皆さまへ飲料用水の提供を行うものとなります。

レンブラント厚木様 ブログ.png締結式.png


蛇口から給水する厚木市のゆるキャラあゆコロちゃんと締結式の様子です。

今、この時代だからこそ安心できる対策を…

 レンブラントホテル厚木様のご担当者様からは、これまでの一時滞在施設としての協定内容を更に発展させ、災害時に必要不可欠となる「水」の安定確保を実現し地域社会に貢献したいと思い、この災害対策用設備の追加を決められました。平常時でも使用している地下水活用システムを災害時にも利用できるか、相談を受けた当社の営業担当はすぐに過去の実績等を説明のうえ、非常時に多くの地域住民の方々へ迅速に給水を可能とするため「非常用給水蛇口ユニット」の提案及び、システム専用の「非常用発電機」の設置のような提案を致しました。

 

より良いシステムの構築を目指して(営業担当者より)

 弊社は設計・製造・その後の保守管理も全て自社で対応する「自社一貫対応」でお客様からのご要望を迅速に具現化してご提案をさせて頂くと同時に、導入後のアフターサービスも自社保守管理スタッフが万全な対応をさせて頂く体制が整っております。

今回のレンブラントホテル厚木様からの災害時利用についてのご相談についても、自社一貫体制における各セクションとの連携によるご提案がお客様のご要望とうまくマッチングした賜物だと考えております。

 また、災害対策という観点からは導入後の「いざ」という際にお客様も含めシステムの災害対策機能を滞りなく運用出来る継続的な意思疎通が必要不可欠となります。

それについても弊社は自社の保守管理スタッフが毎月システムの管理をさせて頂きますので機器類の保全は勿論、お客様との定期的な意見交換(取り扱い説明)を実施することで、災害対策機能を永続的に有意義なものとしてご活用できるサポート体制も万全と考えております。

 弊社「地下水活用システム」2次的3次的な活用について、是非ご相談ください。


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