食品製造に不可欠な「水」。
そのコスト削減と安定供給は、多くの食品工場にとって重要な経営課題です。
今回は、11年前に東洋アクアテックの地下水活用システムを導入し、大幅な経費削減とBCP強化を実現した「すかいらーく酒々井工場」様の事例をご紹介します。
導入の決め手となった初期投資不要の「オンサイト形式」のメリットや、現場担当者様が「100点満点」と評価する理由、そして今後の期待について、現場責任者の藤井様と担当の太上様にお話を伺いました。
「価値ある豊かさの創造」という理念と、「ひとりでも多くのお客様に 安くておいしい料理を 気持ちのよいサービスで 快適な空間で味わっていただく」というミッションのもと、和洋中をはじめとした各種テーブルレストランを中核事業に、約3,000店舗を展開。
購買・製造・品質管理・物流・店舗の垂直統合されたインフラを活かし、国内10か所のセントラルキッチンから全国の店舗に安全で高品質な食材を届けることで、いつもフレッシュなこだわりのおいしさをお客様にお届けする。
公式サイト:
現場責任者-藤井様:
弊社は東洋アクアテックさんの地下水活用システムを10年契約で締結しました。満足度が高く、契約を更新したところです。
当時、ライフラインやインフラ全般のコストが値上がり傾向にあったため、弊社では「水光熱費の削減」に特に力を入れていました。電気・ガス・水道・燃料など、さまざまな対策を検討するなかで地下水の活用が有効と判断し使用規模が大きい3工場に導入しました。
地下水活用システムの導入検討にあたり東洋アクアテックさんの提案を選んだ理由は、
初期投資が不要な「オンサイト形式」に魅力を感じたからです。
これは、地下水活用システムの装置自体を購入するのではなく、使用する水量に応じて料金を支払う方式です。装置を購入する場合は一度に大きな投資が必要となりますが、このオンサイト形式であれば初期投資なしで導入ができ、導入の翌月からすぐに経費削減効果が得られる点が魅力的でした。当時はこの形式が一般的ではなかったため、比較検討において重要な差別化要素となり、社内で特に評価されました。
現場責任者-藤井様:
食品工場という特性上、我々の工場では多くの水を使用します。
地下水活用システムの導入により、そのコスト構造は大きく変化しました。
導入前は当然ながら上水道を100%使用していましたが、現在は上水道の使用割合を約15%にまで抑え、残りの約85%を地下水で賄うことができています。上水道よりも地下水の方が㎥あたりの単価が安いため、結果として大きな経費削減が実現できました。
この成果は社内でも高く評価されており、「水道経費が安くなったのが非常に嬉しい」といった喜びの声や、「もっと井戸を増やせないか?」といった期待の声が寄せられています。
現場責任者-藤井様:
経費削減効果に加え、BCP(事業継続計画)の観点からもメリットを実感しています。万が一、上水道が断水した場合でも、地下水を引き続き利用できる体制が整っている点は、食品工場として大きな安心材料です。幸い、これまで実際に断水が起きたことはありませんが、水の安定供給は事業継続に不可欠であり、BCP的なメリットは大きいと感じています。
導入から11年、システムは安定稼働を続けており、その運用面での評価は非常に高いものがあります。
現場担当-太上様:
現場の人間から見れば、100点の評価だと断言できます。
その理由は、とにかく「トラブルが少なく・トラブルがあったとしてもすぐ解決できる」という点が、大きいです。
この点は現場としては最も重視している部分でもあります。
何かあった際にも、電話一本ですぐ駆けつけてくれるので頼りになります。また、これまで数日にわたり装置が停止したこともなく、うまく維持管理をしてもらっているという認識です。停電などで装置が一時的に停止してもすぐ給水が再開できて頼りになりますし、不満はありません。
現場責任者-藤井様:
現場を取りまとめる人間としては100点に近い90点で、十分合格ラインだと評価できます。
大前提である安定稼働やコスト削減など、多くの魅力を感じており、非常に評価は高いです。
現場責任者-藤井様:
地下水活用システムの導入には、井戸の掘削許可や水質検査など、行政との調整が必要となる場合があります。しかし、東洋アクアテックさんの場合、導入時の苦労はほとんどありませんでした。
行政との調整のような煩雑な部分においても、東洋アクアテックさん側が窓口となって進めてくださったので、こちらが困ることはありませんでした。
現場担当-太上様:
現場としては、今後も東洋アクアテックさんに質の高い維持管理をしていただきたいと思っています。
「東洋アクアテックさんならまったく問題ない。」というのが正直な感想です。
現場責任者-藤井様:
今後の要望としては、システム内のろ過設備の自動洗浄の際に出る排水を、これまでよりも減らしたいということがあります。地下水の水質によって洗浄の必要量が異なる点は認識していますが、これが解決できればトータルコストをより減らすことができるため、ぜひ前向きに検討してほしいです。
また、最近では地下水活用システムとは別に、受水槽の更新も東洋アクアテックさんで施工していただきました。
地下水活用システムだけでなく受水槽など水の供給全てで窓口が一本化される点に魅力を感じています。
水道・ガス・電気・燃料といったインフラ関連のコストが軒並み上昇傾向にある今、安価な地下水の活用によりなんとかコストを抑えているというのが現状です。県の水道料金が20%上昇することが既に確定していることを踏まえると、市水の料金もいつ上がってもおかしくありません。
今後も地下水活用はますます重要であり続けると考えています。
引き続き、トラブルなく安定稼働が続くこと、そしてさらなるコスト削減を期待しています。
東洋アクアテックの地下水活用システムは、上水道よりも安価な地下水を活用することにより、食品工場における大幅な水道コスト削減と、万が一の断水に備えるBCP強化を実現する有効なソリューションです。
さらに、初期投資を抑えつつ導入できる「オンサイト形式」により、導入翌月から経費削減効果をご実感いただけます。
導入から11年を経てもなお、「トラブルが少なく、何かあってもすぐ解決できる」という迅速なメンテナンス体制と安定稼働が、現場担当者から「100点満点」と評されるほどの高い顧客満足度に繋がっている点も魅力です。
行政手続きなど、煩雑な導入プロセスもサポートがあり、スムーズな導入が可能です。
水のコスト削減や安定供給、BCP対策に関心のある企業様は、ぜひ一度、弊社「東洋アクアテック」の地下水活用システムをご検討されてみてはいかがでしょうか。
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