サステナビリティ

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東洋アクアテックのサステナビリティ・ビジョン

東洋アクアテックの考える"持続可能な社会"とは、平時・非常時問わず、すべての人間が必要な時に必要なだけ水を利用できる、効率的かつ災害対策が保証された水資源の利用が実現された循環型社会です。
気候変動に伴う水不足や開発による生物多様性への悪影響といった環境課題・災害時の安全な水の供給や離島での飲料水の確保といった社会課題に対するアプローチとして、我々は、企業理念である“3C”Care Programに基づき、地下水資源の管理と適正な利用を行い、持続可能な社会の実現に向けて努めてまいります。

東洋アクアテックにとってのサステナビリティの重要テーマ

東洋アクアテックは、今後の活動の重点領域を検討するため、SDGsを活用し、UN Water(国連水機構)・WEF(世界経済フォーラム)といった専門機関による報告書や問題提起を基に、ステークホルダーおよび当社にとっての重要課題分析を行いました。その結果、重要度の高い取り組み目標として、目標⑥(水・衛生)、目標⑦(エネルギー)、目標⑭(海洋資源)、目標⑮(陸上資源)の4つを特定いたしました。

 マトリックス分析

 洗い出したもののアイコン

 

特定した4つの重要課題について検討を行い、最も重要度の高い取り組み目標として、目標⑥(水・衛生)を特定いたしました。我々の事業活動にとって重要な水資源のサステナビリティへの貢献は、"水に命を与える"という理念を掲げる企業として、最優先で取り組んでまいります。

SDGsへの取り組み

水・衛生のアイコン

 

水は、飲料水としてのみならず、日常生活での雑用水・飲食物を生産するための原料水・生産工場の工業用水・医療機関で用いられる医療用水など、様々な形で人間の活動に関わっています。これらには、水道水では基準を満たせないほどに綺麗でなければならない水もあれば、不純物が含まれていても問題ない水もあります。東洋アクアテックは、お客様の求める水質に応じて地下水や工業用水に適切な処理を行い、安心・安全な水をお届けすることで、水にまつわる課題の解決に尽力いたします。

 

 

エネルギーのアイコン

 

 

 

 

 

 

一般的な水道水とは異なり、地下水は年間を通して水温が17℃程度と一定の温度を保っています。そのため、冷却したり温めたりする際のエネルギーのロスを低減できます。さらに、常に一定の温度が期待できることから、ヒートポンプなどの熱エネルギーを利用する装置を用いる場合にも、想定温度との乖離による熱移動効率の低下を防止する効果が期待できます。

 

 

海洋資源のアイコン

 

 

 

 

 

 

海から川へ遡上する魚のライフサイクルは、ダムや取水施設により妨げられてしまいます。魚道(遡行が妨げられるような箇所で、遡行を助けるためにに設置する工作物)により魚の迂回路が設けられている場所であっても、魚道の不適切な維持管理により本来の目的が果たされていないケースが指摘されています。東洋アクアテックは、ダムを用いない形での水資源の利用を推進することで、水産資源の減少に歯止めをかけることを目指します。

 

 

陸上資源のアイコン

 

 

 

 

 

 

広大な敷地とそれに伴う動植物の生息域の圧迫を必要とする緩速ろ過施設(微生物の働きによって水を浄化する施設)と比べて省スペースである地下水ろ過プラントへの移行は急務です。近年では、東京都の10か所の浄水場のうち9か所が急速ろ過施設に切り替わるなど、緩速ろ過施設は廃止される傾向にあります。東洋アクアテックは、最低限のスペースで済む設備による水資源の利用を推進することで、持続可能な発展に寄与してまいります。

 

 

調達ガイドライン

創業以来、自然災害が多発するわが国の災害対策の一翼を担ってきた企業として、複雑化・深刻化する社会課題の解決にこれからも立ち向かい続け、さらなる企業価値の向上を図っていくことが我々の責務です。特に、わが国を含む 124 か国と 1 地域が表明した「2050 年までのカーボンニュートラル実現」という目標については、各企業が環境負荷を低減していくことが求められています。

このような世界的な潮流に対応し、長期的な視点で企業活動を続けていくことの重要性について改めて考えた結果、近年の調達に関する国際規格の制定や社会の要請などを鑑みた上で、環境問題・社会問題について包括的に対応する調達ガイドラインを策定する運びとなりました。

下記のガイドラインに則り、これからも、社会課題に対するアプローチを続けてまいります。

 

グリーン調達ガイドライン.pdf

サステナブル調達ガイドライン.pdf

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